データからみる『活性水素』の効果 ありVSなし

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今回も引き続き、『水素』について

『疑似科学とされるものの科学性評定サイト』

の内容を検証していきます( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

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【実証的効果を示すデータの観点】から、

  • 再現性
  • 客観性

 

ーについて見ていきます( ´ ▽ ` )ノ

 

データの再現性(低)

「活性水素」それ自体の検出については

”公開特許”にて公開されているデータなので

再現性は高いと言える。

 

が、これ自体は活性水素の”製造特許”にすぎず、

効果を実証する意義を持たない。

 

しかしこれが『活性水素水』言説となると、

健康効果の臨床研究はおろか、

『活性水素』が直接的に人体内で活性酸素を除去したか

明確な研究データは得られていない。

 

そもそも”活性水素水”が成り立つもとになる、

”電解還元水”自体の健康効果を

裏付けるデータがない。

 

ヒトの臨床試験はおろか

動物実験も行われていない状態で、

「健康効果」が流布されていると考えられ

再現性は低評価とする。

 

 

データの客観性(低)

発表されている研究論文は

「活性水素」の定義とその検出方法であり

これら自体には疑問点はほとんどないが、

 

ヒトへの「健康効果」についての具体的な研究成果

とよべるものはないといってよい。

 

 

 

 

う~~ん、データの観点からは

かなり低い評価ですね(>_<)

 

次は【データと理論の双方からの観点】で

  • データ収集の理論的妥当性
  • 理論によるデータ予測性

 

ーについてです。

 

 

データ収集の理論的妥当性(低)

ヒトにおける”健康効果”とされているものは、

「個人の感想」または「販売者の推測」がほとんどで

 

医学的証拠に基づいた症例対象研究

といったものからは、

「活性水素水言説」の妥当性は保証されていない。

 

 

理論によるデータ予測性(低)

予測性とは、どのような対象(ヒト)がどのくらい飲んで、

どういう効果をもたらすかについて

繰り返し検証できるかどうかを推し量る指標で、

 

対象疾患が不特定で、対象者も不明瞭であるため

予測性は低評価とするのが妥当。

 

 

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どうでしょうか?

 

前記した【データの観点】からの評価と似ていますが

やはり【データと理論双方の観点】から見ても

低評価としています。

 

とにかく、このサイトでは

「ヒトによる臨床データがないんだ!!!」

 

と繰り返し言っています。

 

それに対し、糖尿病に関心があり色々調べた人から

 

”こんな論文がありましたが”

という添付とともに、

 

「『まだ研究が十分ではなく効果があるとは言い切れない』

という捉え方は妥当かもしれませんが、

『研究成果はない』『個人の感想』という捉え方は、

論文のレベルを考えても適切ではないのでは」

 

とコメントし、さらに

「医療上の効果を考える場合、

必ずしもその機序(メカニズム)が明らかに出来ないとしても

その効果が有意に見出されるのであれば

”効果がある”とう指摘は非科学的とは言えないように思う。」

 

「エビデンス(科学的根拠)が不十分、あるいは

研究が進んだ先での理論の否定ということと、

”疑似科学”という捉え方は

科学的結論に対する姿勢としては全く異なる」

 

と意見しています。

 

 

それに対し、このサイト運営者の石川教授は、

「医療において、作用機序の解明まで至らなくとも

”とりあえず役に立つ”という視点が重要なのは同意します。

 

ので、活性水素水が医療上”使える”のであれば

疑似科学とするのは間違いとも考えます。」

 

とし、

当該論文を確認後、追ってコメント追記します。

 

と返答しています。

 

 

 

そうなんですよね、

水素の話って”効果がない”っていうのも確定じゃないし、

まさに今も賛否が戦っている最中ヽ(`Д´)ノ

なんですよね、

 

こういう背景も知らずに、

「水素水にはこんな効果があります!!」

って断定したりとか、

「水素水なんてありえない、バカじゃないの┐(´д`)┌」

って蔑んだりとか・・・

 

 

医者でも研究者でもない人たちが便乗して

”いかにも”って感じで記事にしてるのが腹立つ・・・( ̄▽ ̄;)

 

 

ってことで、

次は【社会的観点】からの評定と総評です。

【『活性水素水』『電解還元水』は疑似科学なのか?】

 

 

 

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