日焼け止めの選び方~SPFとPAの正しい意味~
あなたは日焼け止めを買う時
何を見て選びますか?
SPF?PA?紫外線吸収剤?散乱剤?
毎日使う日焼け止め、
間違った使い方、選び方だと
効果が出なかったり肌荒れしたり・・・💦
今回は日焼け止めの選び方『SPFとPA偏』です( ´ ▽ ` )ノ
SPF とPA
まず、日焼け止めを選ぶときにチェックするのって
この2つですよね!!
では、この2つは何を意味するか知ってますか?
とりあえず高ければ高いほどいい!!
ーと思ってませんか?!
SPFが表すもの
コレ!!私も勘違いしてたのですが、
多くのサイトで説明されているのは、
1SPF=約20分
SPF20だと20×20分で400分
つまり6時間40分UVBから守ってくれます!!
というもの。
私もね~そうだと思っていましたΣ( ̄ロ ̄lll)
でも『日本化粧品工業連合会』の資料によると
実はちょっと違うんです。
それは、SPFがどうやって算出されてるかを知れば
すぐに分かります!!
では説明しましょー( ´ ▽ ` )ノ
何も塗っていない人の背中に
太陽光に似たランプを使って5,6段階の量の紫外線を照射、
翌日かすかに赤くなった場所のうち
一番少ない紫外線量を最小紅斑量とします。
(被験者Aの実験結果は1.25)
同様に日焼け止めを塗ったところにも紫外線を当て
同じく翌日赤くなったところの
一番少ない紫外線量を求めます。
(被験者Aの実験結果は14.1)
そしてこれらの比(無塗布部÷試料塗布部)
つまり1.25÷14.1=11.3が、
この被験者Aで求められたこの試料のSPFとなります。
このように10名以上の被験者の平均を求め算出しています。
つまりSPFとは
日焼け止めを塗った場合、
塗らない場合に比べて何倍の紫外線量を当てると
翌日かすかに赤くなるか
ーを示しているんですね~~
(案外原始的ですよね・・・)
参考:『日本化粧品工業連合会 「紫外線による影響を防ぐためには」より』
数値が高くなるほど肌への負担も大きくなるので
日常使いなら10~20で十分です!
PAが表すもの
こちらも『日本化粧品工業連合会』によると
太陽光に似たランプからUVBを取り除き、
UVAだけを2~4時間照射したときに見られる
皮膚の黒化を指標として、
SPFと同じように
無塗布部と試料塗布部との比を計算した値を求め
大きさにより段階を分けて表示しています。
+が多くなるほどUVAを防ぐ効果が高くなります。
PA+→UVA防止効果がある
PA++→UVA防止効果がかなりある
PA+++→UVA防止効果が非常にある
PA++++→UVA防止効果が極めて高い
UVAはUVBのように肌の表面に炎症を起こすのではなく、
肌の深部にまで浸透してシワやしみ、たるみなどの
光老化の原因となり、
1年を通してほぼ変わらない量降り注いでいるので
アンチエイジングを気にするのであれば
PAはしっかりチェックしておきたいところです!
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