『水素水』と『活性水素』は違う!!太田教授の反論
前回ご紹介した産経新聞の記事
【話題の『水素水』 かつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった・・・】
の記事(削除されてしまったようです)に対して、
水素医学研究第一人者の太田教授の反論記事が
産経新聞に掲載されたのでご紹介します。
~反論記事掲載の経緯~
「私の名前も引き合いに出されており、
あまりに誤認に基づく記事であり看過できないと思ったので
産経新聞と連絡を取った。
すると『反論記事を書いてほしい。そのまま掲載する。』
との話をいただいて寄稿させていただくことにした。」
では、その内容を要約してご紹介します( ´ ▽ ` )ノ
1、何が問題なのか?
※この項目はそのまま引用します。
(a)水素水と活性水素水(電解還元水)は
全く別物であるにもかかわらず、混同している。
しかも正統的な科学をニセ化学と誤認している。
(b)根拠に基づかない水素水に対するコメントを掲載している。
(c)マスメディアとしてしてはならない
十把一絡げ(色々な種類のものを
区別なしにひとまとめに扱う事)の
論理展開をしている。
2、水素水と活性水素水は別物
産経新聞の記事では
水素水(活性水素水、電解還元水)とかかれており、
水素水と活性水素水が別物であると記載しているが、
引き合いに出された石川教授のサイト
(『疑似科学とされるものの科学性評定サイト』)では
活性水素水と水素水は別物であると明記している。
これが混乱を招き誤報を生んだ原因である。
しかし産経新聞の記者だけでなく、
国民生活センターのプレスリリースでも
活性水素と分子状水素の混同と誤認があるので
この記者を責めるだけでは問題の解決にならない。
活性水素は原子状水素(H)で、
水素水は分子状水素(H2)が溶けた水である。
同じHでもHとH2は全くの別物である。
「活性水素はニセ化学である。」
という結論については私も異論はない。
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3、根拠に基づかないコメント
多くの臨床研究では市販品の水素水や
水素発生装置が使用されており、
有意な結果を出しており、
「市販の水素水に効果があると言われればゼロだろう」
というというコメントは明らかに間違いである。
分子状水素(H2)が哺乳類細胞で何ら効果を発揮しえない
というのは2007年以前では常識であり、
その古い常識に基づけば
「水素水には効果はあるはずがない。」
ということになる。
10年前の常識だけで話をしては、
科学の発展と進歩はない。
このような長年の常識を覆した研究をしたのであり、
未来における研究成果の恩恵は計り知れない。
4、十把一絡げの議論
水素水は分子状水素が溶けた水なのだから
電気分解をしたかどうかは関係ない。
分子状水素は水の中でphを変化させることはなく、
イオン化もしない。
水素水の多くはアルカリイオン水(電解還元水)
というのは明らかな誤認である。
なるほど~~(゚д゚)(。_。)
とにかく重要なのは、
『水素水』と『活性水素水(電解還元水)』は別物である!!
ということ。
『活性水素水』は水を電気分解したときに
陰極側に出来る水素水のことで、
かつて『アルカリイオン水』と言われていたものです。
この理論で言うと、
当ブログでおススメさせてもらっている、
【浸みわたる水素水】と
【セブンウォーター】は
ちゃんと効果のある『水素水』
ということになりますヾ(*´∀`*)ノ
自分も飲んでるだけに、
ホッと一安心です(*´▽`*)
次は、
『水素水』と『活性水素』がどう違うかについて
もう少し詳しく見ていきます( ´ ▽ ` )ノ
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