『ケイ素(シリカ)』は果たして発がん性物質なのか?安全性と副作用について
だいぶ『ケイ素』について分かったところで・・・
ケイ素の良さは分かったけれど、
今回は、実際飲むなら知っておきたい!!
『ケイ素』の安全性についてです。
『ケイ素』の副作用
ケイ素には鉱物由来のもの(結晶性)と
植物由来のもの(非結晶性)があります。
そして、よく言われる
”鉱物由来のものは発がん性がある”
という話なんですが・・・
確かに鉱物由来の結晶性ケイ素(非水溶性)は
発がん性があり
世界保健機関(WHO)でも認められていません。
つまりそれは、
鉱物性の結晶性(非水溶性)ケイ素は
法律上食品に添加することが認められてない!!
という事なんです。
そんなことしたら法律違反!なんですよ
なので、市場に出回ってるケイ素系サプリに、
禁止されている発がん性の結晶性ケイ素が
含まれているはずがないんです!
(-と思いたい)
「(わが社の)ケイ素は植物由来で安心!安全!!」
ーと謳っている製品もありますが、
もちろん、その通りで、植物由来は安心で安全です。
ウソを言ってるわけではないのですが、
それこそ、植物由来だからと言って
自社製品を売る為の
謳い文句にすぎないのではないでしょうか?!
また、一部のサイトでは、
ミネラルウォーターなどに入っているケイ素は
鉱物が溶けたもの(鉱物由来)なので危険!!
と記載されてたりもしますが
そもそも鉱物由来だとしても
水溶性のケイ素に毒性はありません。
ちゃんと食品添加物として認可されています。
発ガン性がある!
といわれているのは、
例えば”石英”のような結晶性のケイ素の鉱物を
粉塵として吸い続けたときの危険性のこと。
そんな状況まずないでしょうし、
そもそも発がん性物質というのは、
放射線や、一部の化学物質のことを指しますが、
もうひとつ、”変異原性”といって
放射線や紫外線、天然および合成化学物質などが
遺伝物質であるDNAや染色体に損傷を与え
突然変異を起こす性質をもっているものも
発がん性物質です。
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そもそも発がん性物質は
普段誰もが口にしている食品にも多く含まれていて、
燻製食品には強い発がん性物質が含まれていますし
例えばハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉に含まれる
多量の塩分や保存料、
フライドポテト、ポテトチップス、かりんとう
クッキー、ビスケット・・・
などの高温調理食品、
カロリーゼロなどに含まれる人工甘味料、
福神漬け、紅しょうが、かまぼこなどの
合成着色料、
炭酸飲料に含まれる砂糖や化学物質、着色料・・・
おまけにタバコに紫外線に大気汚染・・・
挙げればキリがないほど
日常に発がん性物質は溢れています
でも、発がん性物質を含むものを食べたから
=ガンになる、というものではなく、
ガンになるきっかけにすぎない、という話です。
私たちは日常生活の中で色んなものを口にし、
呼吸によって色んなものを吸い込んでます。
ある時ガンになったからって、
そのどれが直接的な原因になったかなんて
説明できると思いますか?
つまり何が言いたいかというと、
「発がん性物質だーーー」
「危険だーーー」
ってやたら不安を煽るのはどうかと思うし
それをなんの疑いも無く鵜呑みにして便乗するのも
間違った情報を拡散しかねないし、
そんな、なんでもかんでも鵜呑みにしてたら
「悪徳水素水業者」とか
「悪徳なんちゃら」
とかにいつか騙されますよ・・・
って言いたい。
さて、話は脱線したようで脱線してはなく、
鉱物由来でも、植物由来でも、
水溶性のケイ素は安全ですよ!!
今回は、ケイ素自体の毒性の話でしたが、
についてお話しますね。
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